朝日新聞に掲載されました。(2006年12月21日)
大川市榎津東町で松田耳鼻咽喉科医院を営む松田知愛さんが、市内の小学校通学路にミニ絵本図書館を設け、子どもたちに利用してもらう計画を進めている。
1日午後6時半から、冬の電飾の名所になった同医院駐車場で音楽のライブイベントを開催。絵本(新品・中古問わず)の寄付や募金を受け付ける。
ミニ図書館は、子どもたちが身近な場所で絵本に親しめるように、市内8小学校の通学路沿いの民家や商店に100冊ずつ置き、通学時に貸し出してもらう計画。
当面は新品と中古で計千冊の収集を目指し、賛同者からすでに約350冊が寄せられているという。
松田さんは「子どもが絵本を借りて親に読んでもらえば、親子のきずなも深まる。大川は家具と絵本の街と言われるようにしたい」と、絵本の寄付やミニ図書館の場所提供で協力を呼びかける。
松田さんは、冬場に同市一帯をイルミネーションで飾る運動を立ち上げ、同医院も見物客が訪れる。